生き方が人を動かしている

7月初旬

おばあちゃんとの突然のお別れがありました

81才でした

7年前に認知症を発症していたおばあちゃん

もうここ3年くらいは私のことも家族のことも覚えていませんでした

 

記憶として残って話しているのは

「まぁぼ」「かずとみ」

まぁぼは私のおじさん、おばあちゃんの子供

かずとみは既に亡くなっているおばあちゃんの弟さん

 

この2人を覚えてるのも理由があるんだろうなと感じ

 

そこにはおばあちゃんの生き方があったんだなと気づきました

 

おばあちゃんは福岡県の八女市出身

3人兄弟の長女として生まれ

お父さんは戦死されていたそうです

 

まだ自分も幼いのに

下の妹、弟の面倒をみなきゃいけないと

常に自分のことではなく、人の為に行動していたよって

葬式の間、おばあちゃんの妹が話てくれました

特に末っ子の「かずとみ」はものすごく可愛がり面倒をみていたそうです

 

自分のことは置いといて、人を心配して、人のために常に考えていた

葬式ではみんな口を揃えてその話をしていました

それがおばあちゃんの生き方になっていたんだなと亡くなった今、深く感じれました

 

認知症って昔の記憶が出てくるというけど

その人の考えて方や生き方に繋がるものがでてくるんじゃないかなとおばあちゃんを通して感じました

「かずとみ」も「まぁぼ」もおばあちゃんにとっては

特に人のために何かをしようと思える存在だったんだな

 

お別れは悲しかったけど

どんな風に人と接するのかで、その人の生き方が創られていること

そしてその生き方によって周りのひとが動かされていくことが

深く理解できたお別れでした

 

おばあちゃん、ありがとう

そして本当にお疲れ様です

 

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